義母としては事実、私からすれば作り話

宅配便の業者さんがきました。運悪く誰も手が離せなかったので、宅配BOXに投函して帰っていきました。宅配業者さんが去る音が聞こえてしばらくして、玄関が開く音がしました。たぶん義母が開けたのだと理解しました。その後しばらくしてリビングに母がきました。

「今、運送会社の人がポストに何か入れていったよ」

「そうね。玄関わきの宅配ボックスだよね?」

「そう。なんか右往左往してたわよ」

「いや、してないよ。宅配ボックスに入れていっただけなんだよ」

「話かけたら、留守だと思ってどこに入れたら良いか迷っていたって言ってた」

「話?・・・していないよね?誰も玄関開けて対応していなかったのは知ってるんだけど。お義母さんも出ていないでしょ?業者さんが居なくなってから出たんじゃないのかな?」

「なんか・・・わかんない」

この話、事実は応答がなかったので宅配ボックスに入れたというところまでです。宅配業者さんは右往左往していないし、迷わず宅配ボックスに入れていきました。そして、業者さんが既にいなくなってから母が玄関を開けたので、既に誰も居なかったはず。

この程度の話なら誰も困りませんし、誰の迷惑にもならないのでまあまあ・・・と言う話です。だけどこれが原因で今までいろんな出来事が一大事に発展してきた経緯があります。いままでずっと義母のことを見てきましたが、彼女は事実に自分の想像、というか妄想?を付け加えることが好きなようです。これは大変困りものなのですが、どうすることもできません。やめてと言ったところで、本人にとってはこれが事実と思い込んで話をしているので、作り話をしている感覚がないからです。

難しい問題です。