義母の退院と在宅介護のスタート

これから四六時中顔をあわせた生活が始まるのかと思うと気が重くて仕方なかったです。自分たち家族で建てた家なのに、半分自分たちのものではなくなる気分でした。母は笑顔で帰宅。幻聴はもうなくなったとの本人談。本人が言うならそうなのでしょう。この系統の病気の厄介なところは、一見ごくフツーな人に見えて、中身はイッちゃってるというところでしょうか。イッちゃってるは失礼な表現かもしれないですが、義母をみている限り、この表現しか思い浮かばないので、しばらく使うと思います。

入院生活は辛かったとのこと。周りも同じような症状の人ばかりで、母いわく同室のみんなが、常識では考えられない話ばかりしていて頭がおかしくなりそうだったとのこと

「あなたもね」

私の心の声です。

薬が相当効いているためか、呂律がまわらないこと、表情も乏しいこと、問いかけへの反応が薄いこと、体の動きがあやしくひとりで歩くのが困難なことがわかった。

明日からの生活が介助で大変になること、そしてリハビリが必要なことを認識しました。