3回目の介護認定調査を受けました

前回から、一年ぶりでしょうか。肌感覚ではありますが、二度目の入院後、義母の介護にかかる負担はグッと増えた気がします。身体面については通院や服薬の管理を徹底していますので、非常に良好な状態をキープすることができています。

問題なのは精神面。これは横ばいと言ったところかなと。日によって調子の良いときとそうではない時があります。このギャップが大きいと思います。普通の人でもそうですから、疾患がある義母はなおのことこれが強く出てくるのかもしれませんね。

調査員さんが来訪しました。

「身体的な介護で以前から変わった点はありますか?」

「お漏らしが増えました。だいたい1ヶ月間隔でやっていると思います。現在は糖尿病、リュウマチ、精神科に定期通院しています。服薬はそれらのものを行っています」

「回数はどの程度ですか?」

「月平均で3から4回です。突発的な通院を含めるともう少し多いと思います」

「具体的には?」

「血尿が出たとか、服薬による副作用を疑われるものとかです」

「他にはありますか?」

「全体的に体の可動域が狭くなっているためか、入浴や着替えなどに困難を生じる場面が増えました。入浴サービスなどを利用して対処しています」

「着替えはひとりでできないレベルですか?」

「基本的にひとりでやらせています。ただ時間がかかることと、調子が悪い時にはサポートが必要になります」

「他に生活する上での困りごとはありますか?この項目に当てはまるものをお教えください」

「物忘れ、日時や季節感の認識低下、作話、妄想、衝動的行動でパニックを起こすことあたりでしょうか」

「具体的にひとつづつ伺えますか?」

とこんな感じで進みました。ひととおり聞き取り調査を終えると、義母本人に聞き取りです。

「お名前と生年月日をお教えください」

「たまよです」

「今日の日付をお教えください」

「〇〇です」

「今の季節はなんですか?」

「なんでしょうか?ちょっとわからない・・・」

「今、飲んでいるお薬を教えてください」

「糖尿病、それから・・・帯状疱疹です」

このあと、体の動きなどをチェックして終了。帯状疱疹は飲んでいないので訂正しました。

先日、右臀部に床ずれが出来ていました。それが痛かったようでワセリンを塗っていました。本人はそれを帯状疱疹と言っていました。帯状疱疹ではないよと何度も教えましたが、毎回わかったと言っては次の時にまた帯状疱疹と訴えることが何度かありました。ということで母の中ではワセリンを塗っていたものを帯状疱疹の薬を塗っていると理解していたのだと思います。

認定調査については、前回日記に書いたので、こちらも読んで頂ければ幸いです。本当に機械的に進みますので、慣れてしまえば聞かれるポイントを用意しておくことができます。介護する方は日記をつけていると調査員さんに正確な現状を伝えることができるのでオススメしておきます。