義母のお部屋がいつも臭う原因を探る

人は誰しも臭う・・・。ちなみに私も臭います。自分でもわかるので、注意していますがそれでも体臭と言いますか加齢臭と言いますか、油のような?臭いはなかなか消えません。自分なりに対策をしていますが、こればかりはなんともならないというか。

義母も高齢なので、それなりに老人独特の臭いはあると思います。それ自体は特に問題ではないです。不快な臭いではありませんので。ただし、不注意や怠慢でのそれならば話はちょっと違ってきますよね。今回はそんな話です。

  • 自室のゴミ箱に生理用品の使用済みを捨てる。蓋がないゴミ箱
  • ゴミの日を教えているけど、自分で捨てるという感覚がない
  • 衣類を洗濯に出すことを忘れている
  • 歯磨きを忘れて寝る

義母に注意してもらいたい事柄は上のような感じのものです。もう何度も書いてきましたが、やはり基本的な衛生観念がどこか欠落しているというか。病気の影響なのかわかりませんが、とにかく身の回りを綺麗に保つという行動を何もしないというのが義母なので、放置していればどんどん汚れていく一方という感じです。これでは密閉された6畳の空間もいろいろな臭いが溜まっていくのは当然なのでしょう。

「お義母さん。いくつかお願いがあります」

「なあに?」

「あのね。もう少し身の回りの整頓に気を配ってもらえないかな?。例えばパジャマ。いつになったら洗濯に出すの?」

「1週間ごとで良いかなと思ってた」

「その1週間すら全く洗濯に出していないの気がついてる?」

「え?そうかしら?」

「だって。私毎回洗濯物片付けているけど、見たことないから」

「あら、嫌だわね。気を付けるから」

「それと。ここのゴミ箱に生理用品の使ったのを捨てるのやめてもらえない?。ゴミ箱だけじゃなくて、部屋中変な臭いが漂うのね」

「そうなんだ・・・ごめんね。」

「ここで変えているのだろうけど、トイレでやってくれない?」

「わかった」

「それとゴミ捨て。自分ではできないかな?」

「なんか、いっぱいになってからで良いかなと思って」

「そうか・・・。お義母さん、タンとかツバとか鼻水とか目ヤニとか頻繁にティッシュでとっているけど、そういうものも臭いがあるのね。時間経つとさらに臭うからさ。週に二回ゴミの日だから、必ず出してほしいのね」

「わかった。今度からやるね」

「あと歯磨き忘れないように。最近ほとんど忘れていないけど。忘れていると結構臭うからね」

「わかった。なんか私いろいろ忘れて自分でも嫌になってくる」

正直、私も妻の親に対してこういうデリケートな話題の注意なんてしたくありません。しかし、妻はもともと義母が同居する前から自分の親とのコミュニケーションが上手だったわけではなくて、むしろ常に距離をとっていた感すら見られました。なので同居がはじまってもそれは変わらず。むしろさらに距離をとるようになりました。

となれば、管理するのは私しかいないわけです。まあ、私は義母とは他人なので、案外言いづらい話もザックリ切り込むことに躊躇はありませんので、適任なのはむしろ私になるのかもしれませんけど。それにしても・・・「お義母さん、臭うよ」というのは、やっぱり何度も何度も言いたくないよなと。できれば一度言ったらわかってもらって以後は自分で注意してほしいところなのですが、それは義母の物忘れによって毎回リセットされる感じです。

これも難しい問題です。