糖尿病の食事コントロールについて

ここ最近、義母はよく頑張っていると思います。とくに健康面の管理は自分でできる範囲でコツコツと体を動かすことを忘れていないようです。

そのおかげか、座位からの立ち上がりなどがちょっと前と比べると別人のような感じです。すくっと立つことができます。

食事も、私が定期的にチェックしていますが最近ひどすぎる食べ方は無くなってきました。例えばパスタに大量のケチャップを乗せて食べるとか、そういう度が過ぎる食べ方はなくなりました。以前なら無視して暴走していたものが最近ではピタッとなくなりました。注意した直後から実践しているようです。これも凄い進歩。

いまさらになりますが、糖尿病の方の食事って本当に管理が大変ですよね。血糖値って、上がらないようにコントロールしていくのは簡単なのですが、これを“厳密”に実践しようとすると「何が楽しくて食事しているの?」というようなことになります。糖質制限とは言っても、糖質は美味しい食べ物にはほとんど入っています。ギチギチの制限なんかかけたら、野菜と魚、肉しか食えん!みたいなことになってしまいます。これではつまらん!

QOL、クオリティオブライフというようです。文字通り生活の質。重要ですよね。どんなに長生きしたって、毎日が地獄のような窮屈な生活なら死んだほうがマシ。私ならそう思います。かといって暴飲暴食をしていると、モロに結果が出てしまう病気でもあるので、そのあたりのさじ加減ってとっても重要。義母のQOLを考えたとき、食べることがなによりも大好きということですので、食事を楽しくおいしくすること、これが彼女のQOLの最重要に位置付けされるのではないかと思います。

1日の糖質上限。諸説あるようですが、だいたい150g程度でしょうか。ご飯茶碗で100gの白飯が35g程度ですから、3食としてこれだけで105gですね。残り45gですが、義母の場合ここにおかず、デザート、味噌汁、副菜などを入れますので、正直言うと毎日若干のオーバーかな?と思っています。砂糖などは糖質0シュガーを代用したり、おかずなども糖質オーバーにならないような、義母専用メニューにしてなんとか対応していますが、それでもやっぱり150gを上限値とすれば無理!

まあまあ。そこは通院していますし、ある程度薬でコントロールしていけば良いのではないかな?と思っています。毎日ケーキを食べるわけでもないですし、ご飯を2膳とか食べるわけでもない。気を配りながら満足する食事をしていればそれで良しなのだろうなと。最近、強くそう思っています。