義母の1日のルーティン

  • 7時30分:起床(不安定。音が聞こえないので、曇りの日などは起きてこないことも)
  • 8時00分:食事。ご飯と服薬、歯磨き(ほぼ忘れています)など含めて30分
  • 9時00分〜:自室でテレビと昼寝(音は聞こえないので消音で。ずっと画面を見続けています)
  • 12時00分:昼食
  • 13時00分〜:自室でテレビとか昼寝
  • 16時30分:シャワー
  • 17時15分:夕飯(服薬と歯磨きなど含め45分ほど)
  • 18時30分:就寝

これを土日も含めてず〜〜〜〜とやっています。運動しないの?と声かけすれば、10分程度のお散歩をしますが、外に怯えている様子なので自発的にはしたがらないです。おかげでというか、足腰が弱ってしまってどうしようもない。同居開始当初よりはだいぶマシになりましたが、それでも摺り足で歩くので、いつ転ぶのかな?と心配になるくらいです。ちなみに、杖は使いたくないそうです。理由は?老人くさいからだそうです。

「誰がどうみても、老人にしかみえないよ。意地張らないで一度使ってみたら?」

「嫌だわ〜」

「強制はしないけど。転んで骨折でもしたら大変になるからね(私が)」

「大丈夫。受け身は取れるから」

「その受け身、リウマチで痺れてる手で受けるんでしょ?(爆笑)」

「大丈夫。杖はいらない」

「はい。わかりました」

義母の1日の行動をみていると、これでは精神も病むよな!と感じてしまいます。誰とも会話せず、食べて寝てテレビ見ているだけの生活。植物のようですね。何が楽しいんだろうか?時間はたくさんあるのだから、何かやってみるとか考えないのかな?と。

一度、お小遣いを渡すから、買い物散歩してみては?と行かせてみました。自分が食べられるものを買ってきてねと。帰ってきて愕然としたのは、誰が食べるんだ?というほどの大容量の味噌汁の具と、あんこがたくさん入った月餅持ちのようなお菓子。大容量のインスタントしじみ汁。これでちょうど渡したお金を使い切ってきました。

「買うものなくて、こういうの買ってきた」

「・・・え〜・・・そうなんだ・・・」

「みんな食べるかなと思って」

「え?食べないようなものばかりだけどね」

「あいちゃん、食べないかしら?」

「味噌汁の具としじみ汁?(うちで味噌汁飲むのあなただけじゃん?)」

「あと、お菓子は?」

「あいは現代っ子だよ。しかもよりによって月餅って・・・」

「あらそう?おいしいよ」

「そうかもしれないけど。だいたいお義母さんこれ全部自分で食べていけないものでは?(爆笑)」

「そうだわね〜。何も考えないで買ってしまった。お金使わなきゃと思って」

「・・・もういいわ(ドリフのコントだわ)」

器が小さい人間だな!と罵られてもかまいません。私としては、全ての選択が最悪にしか見えなくて。義母の話を聞くたびに「はぁ〜〜〜」とため息しか出てこない感じでした。だいたい、なぜお金を全部使い切ってこないと!という判断になるわけ?自分でも食べられないし、家族だって誰も食べたの見たことないものをなぜわざわざ選んで買ったの?そして月餅って・・・確かに美味しいのかもしれないけど、今はもっと美味しいお菓子がたくさんあるので、わざわざ買ってくるものとしてはどうなのかな?と。もう次の買い物散歩はしばらく無いなと。とにかく、まともな判断能力に戻るまではこういう頭を使うタイプの運動はダメだなと感じました。

お義母さん・・・勘弁して・・・。

入院中の義母の様子

新型コロナ下ということもあり、病院は面会禁止でした。差し入れや生活用品の直接受け渡しも禁止。看護師さんを介して渡すという徹底ぶりだったので、義母の様子はほぼわからず。ちなみに入院してから1ヶ月後あたりに、生活用品の受け渡しの際に義母から渡されたメモを読んだ限り、症状は全く改善していない状態なのは理解していました。

  • 誰かに盗聴されている
  • 発信器を体内に埋め込まれている
  • それを追って監視者がこの病院の外にもいるし、病棟にも入ってきて見ている

全編頭がおかしくなりそうな内容でした。病院食のプリントの裏紙3枚にミミズが這うような文字でビッシリと書かれていた。これが結構おどろおどろしく、不気味でした。

この状態のまま義母が戻ってきたらどうなるのだろうか?妻とはその話題でもちきりでしたし、今後の同居生活に暗いイメージしか持てなくなっていました。

義母の人物や病気について

先日、入院することになった義母について話してみたいと思います。

義母の基本情報

  • 70代後半
  • 155cm/40kg程度。痩せ型
  • 夫(私からすると義父)(8年前に他界)
  • 趣味:食べること・テレビを見ること
  • 性格;温厚
  • 長所:滅多に怒らない。常にフラットな感情なところ。人の世話を焼くのが好き
  • 短所:天然ボケ・不衛生・余計な一言がとても多い・奇行

私からみた義母はこのような人物だと思います。同居する前の印象は、温厚な人柄で、天然ボケだけど悪意がない人という感じでした。同居後も義母に変化はありませんが、私の主観だけが180度変わっただけです。この話は追々していくことにします。

義母の病歴

  • 妄想性障害(通院・治療中)
  • 糖尿病(通院・治療中)
  • 関節リウマチ(通院・治療中)
  • 難聴(定期検査で通院中)
  • 心筋梗塞(通院中・年1回の定期検査)
  • 歯肉炎(治療済みで定期検査で通院中)

この中で、特に影響があるものは妄想性障害だと思います。他の病気については、治療・対処をすればどうにかなるものですし、周囲に大きな迷惑がかかるような病気ではありませんので。ただ、精神疾患だけは違うんですね。これは本当に厄介ですし、周囲も振り回されるということを、身を以て体験することになりました。病気の話についても、介護の日記上で嫌というほど書いていくので、追々お話していきたいと思います。