補聴器の電池、切れる前に教えてください

「どく君、悪いんだけど頼みがあります」

「なんでしょうか?」

「これ買って欲しいのね」

義母からリストを渡されました。大半が家のストックにあるものでしたが、ひとつだけ補聴器の電池がない。買わなければなりません。義母とのコミュニケーションの生命線ですので。

「在庫は?」

「今入れてるやつで最後。大丈夫朝に変えたばかりだから」

「いや・・・私買いに行く暇ないから、ネットで注文するので届くのに数日かかるよ」

「???」

「県外の遠くの業者さんに注文するから、届くの時間かかるの」

「あ〜そう」

実際、近くの補聴器を扱うお店を探せば電池くらいあるのでしょうけど。今は探す時間すらないくらいちょっと忙しいので、今回もネットで注文しました。私も、いちいち揚げ足とるような性格になってきていますが、私の場合、あと一つのところでバタバタするのが嫌な性格なので、それが無いと生活に困るような重要なアイテムの場合、最低でも1週間は間に合うようなスケジュールで補充を行います。

義母に求めるのは酷なのでしょうけども。こういう小さな小さなイレギュラーが、積み重なって大きなストレスになっていくのを、本人は理解していないのでしょう。良いなぁ・・・マイペースで人のこと考えるということを知らない人って。これはイヤミです。

最近増えた食べこぼしについて

手が震える高齢者は多いのだろうと思います。義母もそうです。病気の影響、加齢によるものなど原因は様々でしょう。義母はどちらもというところですね。心筋梗塞をやってますし、リウマチ、糖尿、お薬などさまざまな要因が関係しているでしょうと医師からも言われています。

こぼすこと自体は仕方ないですよね。自分で気がついて処理してくれれば良い。本音を言えば、汚してもらうのは嫌ですけど。

義母がちょっとダメな点は、こぼすことをわかっているのに、わざわざテーブルと椅子の隙間を広くとって、震える手で口元まで食べ物を運んでこようとする癖。まあまあ若い頃なら、正確に口まで運べるのかもしれませんが、私たちでさえ、こぼしたら困るカレーやエビチリみたいな餡掛けの食べ物、麺類なんていうものは自分の口をテーブルに近づけに行きますよね。こぼれてもテーブルの上だけで処理できるから。なのに、義母はそんなのおかまいなし。

「あのね。毎回困っているんだけど、なんでダイニングチェアの座るところにカレーとかのシミがあるのだろう?ここにあるということは、洋服にもついていると思うよ」

「え?気がつかなかった」

「前から何度も言ってると思うんだけどね」

「え〜。こぼしてた?」

「見る?」

「あ〜。ごめんね。こんなにこぼしているんだ」

「洋服は大丈夫なの?大丈夫じゃないよねたぶん」

「大丈夫だよ」

「なぜ?確認してよ・・・なんで見もしないで大丈夫って言えるの」

「・・・あ、付いてる(手でこすりつけようとする)」

「だから擦るなって。余計汚れ落ちなくなるから。なんで乾いた指で擦るの?意味ないから」

「ごめんね・・・」

「掃除するから大丈夫だけど。食べる時、テーブルに近寄って食べてください。毎回忘れるので、張り紙しておくね。それと洋服もいい加減洗濯に出してください。これも毎回忘れるようだから、張り紙しておきますね」

「ごめんね・・・」

明日には忘れているかな。なので張り紙をしようと思います。もう言い飽きた感もありますし、虐待している気分にもなってくるので、本当に辛いです。言いたくないことをシツコク言わなければならないストレス。でも言わないでおけば家中崩壊してしまいますので、ここは嫌な奴にならないといけない場面。誰かがやらないといけない。

デイサービスでのお漏らし、2連続

またまたお漏らし。最近どうしたんだろう?本人に聞いてみました。

「デイサービスから帰る間際、お腹が痛くてトイレに並んでいたの。前に順番待ちしている人が二、三人いて、全然進まないからそのうち我慢できなくなって漏らしてしまった。誰も譲ってくれないんだよね。デイサービスのトイレも少ないし」

「前回のお漏らしの時は、どうだったの?」

「前回も一緒。いつもトイレに並んでいるから、漏らしてしまうの」

「・・・なんか出来すぎてる話だけど、本当にそうなの?」

「本当だよ」

話している最中になんとなく察知していましたが、これは作り話だなと。本人に聞いても事実はわからないのでデイサービスに問い合せすることにしました。

「お漏らしした経緯ですが、本人が言うには夕方お腹が痛くてトイレに行ったら順番待ちしていて、間に合わずに漏らしたと訴えております。事実でしょうか?」

「そうですね・・・おやつ前の二時頃だと思いますが、職員がトイレの洗面所で歯磨きしていた時に偶然便臭がしてきたようで、確認してみるとご本人がトイレでお漏らしされて動揺されていたようです」

「トイレが順番待ちしていたことはないですし、二回とも誰もいないトイレの個室でご本人がお漏らしの処理をしていたところを発見しているので、順番待ちで間に合わず漏らしたということはなかったです」

「わかりました。ご迷惑おかけしてすみませんでした」

「いえいえ、これも仕事なので全然大丈夫です。続いているようなので、できれば次回からトレーニングパンツとその替えを入れて頂ければ幸いです。」

この事実って実はとても重要なんです。

母の言うとおり、もしトイレの順番待ちで間に合わないのであれば、トイレの数が足りないのか、利用のルールを改善しないと困ります。誰でも下痢などの際には長時間待ちきれない場合も多いので問題がありますよね。

今回は、下痢をして自分でトイレに行ったけど間に合わなかったというだけの話でした。しかも二回とも。これは問題が全く別であって便意があった時にそれが下痢になるというのが問題。内科で処方されている薬を調整することを考えなきゃならないのかなとなります。または下痢と便秘を繰り返しているので、何か病気なのかな?とか。そっちの心配をしなきゃならない。義母にもデイサービスさんの裏どりをしたあとで改めて話をしてみました。

「お義母さん、トイレで漏らしてしまったんだってね」

「譲ってもらえなくて・・・」

「違う違う、トイレの中で漏らしてたみたいだよ。スタッフさんに助けてもらったんでしょ?お礼いった?」

「そうなの。悪いことしたわ。迷惑ばっかりかけて申し訳ないわ」

「漏らすのは仕方ないけど、黙って隠しているのはダメだね。それと、作り話もよくないと思うよ。お義母さんの作り話は、悪くない人を悪者にするものだから、よくないと思うけどね」

「作り話ではないけど・・・悪かったわね」

お漏らしをしてしまったことに屈辱を味わったのでしょうから、これ以上の追い討ちをかけるのは止めました。あくまでも自分は悪くないということにしたいのでしょう。

お義母さんには悪いけど、人に迷惑をかけ、自分の間違いを人のせいにして、自分の非を素直に認められないような人間には成り下がりたくないなと、本気で思いました。これも病気のせいですか?いや、違うと思います。こうやって生きてきたのかな?と感じています。哀れでしかないです。

義母のお部屋がいつも臭う原因を探る

人は誰しも臭う・・・。ちなみに私も臭います。自分でもわかるので、注意していますがそれでも体臭と言いますか加齢臭と言いますか、油のような?臭いはなかなか消えません。自分なりに対策をしていますが、こればかりはなんともならないというか。

義母も高齢なので、それなりに老人独特の臭いはあると思います。それ自体は特に問題ではないです。不快な臭いではありませんので。ただし、不注意や怠慢でのそれならば話はちょっと違ってきますよね。今回はそんな話です。

  • 自室のゴミ箱に生理用品の使用済みを捨てる。蓋がないゴミ箱
  • ゴミの日を教えているけど、自分で捨てるという感覚がない
  • 衣類を洗濯に出すことを忘れている
  • 歯磨きを忘れて寝る

義母に注意してもらいたい事柄は上のような感じのものです。もう何度も書いてきましたが、やはり基本的な衛生観念がどこか欠落しているというか。病気の影響なのかわかりませんが、とにかく身の回りを綺麗に保つという行動を何もしないというのが義母なので、放置していればどんどん汚れていく一方という感じです。これでは密閉された6畳の空間もいろいろな臭いが溜まっていくのは当然なのでしょう。

「お義母さん。いくつかお願いがあります」

「なあに?」

「あのね。もう少し身の回りの整頓に気を配ってもらえないかな?。例えばパジャマ。いつになったら洗濯に出すの?」

「1週間ごとで良いかなと思ってた」

「その1週間すら全く洗濯に出していないの気がついてる?」

「え?そうかしら?」

「だって。私毎回洗濯物片付けているけど、見たことないから」

「あら、嫌だわね。気を付けるから」

「それと。ここのゴミ箱に生理用品の使ったのを捨てるのやめてもらえない?。ゴミ箱だけじゃなくて、部屋中変な臭いが漂うのね」

「そうなんだ・・・ごめんね。」

「ここで変えているのだろうけど、トイレでやってくれない?」

「わかった」

「それとゴミ捨て。自分ではできないかな?」

「なんか、いっぱいになってからで良いかなと思って」

「そうか・・・。お義母さん、タンとかツバとか鼻水とか目ヤニとか頻繁にティッシュでとっているけど、そういうものも臭いがあるのね。時間経つとさらに臭うからさ。週に二回ゴミの日だから、必ず出してほしいのね」

「わかった。今度からやるね」

「あと歯磨き忘れないように。最近ほとんど忘れていないけど。忘れていると結構臭うからね」

「わかった。なんか私いろいろ忘れて自分でも嫌になってくる」

正直、私も妻の親に対してこういうデリケートな話題の注意なんてしたくありません。しかし、妻はもともと義母が同居する前から自分の親とのコミュニケーションが上手だったわけではなくて、むしろ常に距離をとっていた感すら見られました。なので同居がはじまってもそれは変わらず。むしろさらに距離をとるようになりました。

となれば、管理するのは私しかいないわけです。まあ、私は義母とは他人なので、案外言いづらい話もザックリ切り込むことに躊躇はありませんので、適任なのはむしろ私になるのかもしれませんけど。それにしても・・・「お義母さん、臭うよ」というのは、やっぱり何度も何度も言いたくないよなと。できれば一度言ったらわかってもらって以後は自分で注意してほしいところなのですが、それは義母の物忘れによって毎回リセットされる感じです。

これも難しい問題です。

デイサービスでのお漏らし

デイサービスから帰宅すると、いつものバッグの他に紙袋に入った衣類がありました。以前も洋服を汚してしまった際にこういう形で渡されることはあったので、そう思っていました。義母も何も言わなかったので、そのまま本人が洗濯機に入れてくれるだろうと思い放置。

そんなことで翌朝。妻とのやりとり

「母、デイサービスでお漏らししたんだって」

「え?お義母さんから言われたの?」

「見慣れないズボンが入っていたから本人に聞いたの。そうしたらやってたんだって。」

「そうなんだ」

また隠していたのか・・・絶対に言わないと決めているんだろうな。

ちなみに、お漏らししたものはデイサービスで水洗いしてもらったらしいです。気がつかず汚れたままのズボンを洗ったわけではなかったので、その部分は助かりました。気がつかなかったら汚れたものをそのまま黙って洗濯機に入れていただろうなとは思いました。

でもでも。デイサービスさんを信用していないわけではないけど、あちらも商売だから100%丁寧にやってくれる保証というものはないわけで。たまたま忙しくて、たまたま雑なスタッフさんが洗ってくれたとして、たまたま洗い残しがあったりしたら、それは先洗いしていないというのと同じになったりするわけで。そうなると、うんちが半分ついたものを気がつかずそのままみんなの衣類と同じに洗濯機に入れて回してた・・・みたいなこともなきにしもあらず。

こういうこと、義母は考えてくれていないということになります。

だから嫌いなのです。病気だとはわかっているけど、いくらなんでもそりゃないよね?というイライラです。

義母、自宅で大便のお漏らし

朝5時頃、私はトイレに行くために起きました。二階の寝室のドアを開けた瞬間、ピザかチーズのような強い臭いが廊下に漂っていた。あれ?何かあるな?と。そのままトイレを済ませてトイレから出てくるとまた強い臭い。これは何かある!と嫌な予感のまま一階へ降りていきました。

階段を降り始めたところで既に強烈な排便臭。これはやってるなと。恐らくトイレで漏らしたのだろうなと思い、一階の義母専用トイレをチェックしにいく。ですがトイレ、廊下リビングは臭いがしません。洗面所かな?と思いましたがここも問題なし。臭いもない。あれ?おかしいぞ?ある部分だけで強烈な異臭がする本当に不思議な現象。ですがすぐに理解しました。恐らく24時間換気システムの影響で、空気の流れがあるのだろうと。

そんな行動を何回か繰り返し、間違いなくお漏らしはしているだろうと確信した後、二階に戻って妻を起こしてきた。

「たぶん、お漏らししているけど漏らしたアトがないんだよね?自分で掃除したのかも」

「うん、確かにすごい臭うね・・・」

「でしょ?」

妻も同じくひととおり各所をチェックしたがやはりお漏らしの痕跡なし。

義母に聞き取りをしようと思ったようで、妻が義母の部屋の扉を開けた瞬間、布団の上でうつぶせになって半ケツ状態の義母を発見。お漏らしをしたまま起き上がれずに寝てしまったようだ。布団にも小便か下痢便のような黄色いシミが大きく残っていました。

「マジか・・・(私)」

「・・・(妻無言)」

その後の処理が大変なことは既に経験済みなので承知していましたけど、今回は布団の上でやってくれたものだから、本当に大迷惑。小一時間処理作業をしましたが、いくら掃除してもしばらく臭いは消えませんでした。

当の本人は、話をごまかしたいのか、言うたびに話が変わる始末。みたところ、足先がトイレから帰ってきた状態で、廊下側のドアも開いていたので、部屋に入る時に漏らしてしまって、諦めてそのまま寝てしまったのではないかと思います。こちらとしては下手に動いて、家中ウンチのついた手で触りまくられなくて幸いだったなと思いました。

小便のお漏らしは1度目の退院直後にやっていました。大便はこれほどの規模ではないものは一度だけ、それも1度目の退院後だったと思います。いったいどうしちゃったのだろうか?と思いました。

義母、単独での通院を拒否される

2回目の入院直前、義母はなんとかひとりで通院できるまでになっていました。もちろん複雑な説明があるような診察の時や、はじめての診察科の場合は同伴必須でしたが、糖尿病内科の定期通院などは、ほぼ薬をもらいに行くレベルの通院でしたのでそれで問題ありませんでした。これだけでも私としてはかなり楽だったと記憶しています。

しかし今回病院から電話がありまして、それに対してのNGが出てしまいました。

理由は義母に説明しても要領を得ないからだそうです。同伴がない場合、受診できませんとのことで、よっぽど通じない感じだったんだろうなと・・・(薄々わかってはいましたが、指摘されなかったので病院さんに甘えていました)

とはいえ、そこまでひどいレベルってどんな感じなんだろう?と思いまして。次回一緒に行った時にひとりでやらせてみて、チェックしてみようと思いました。現状把握は大事ですから。

義母、病院へ行ったきり帰ってこない事件

内科の定期検査でした。いつもの通院でいつもの薬をもらってくるだけなので、そろそろひとりでも大丈夫かな?と思い付き添いなしで行ってもらうことになりました。

出発前のお約束として、私も午後に外出したい用事があるから、病院と薬局へ寄ったら必ずまっすぐに帰ることを伝えました。

  • 朝8:15分、義母出発
  • だいたい正午前にはいつも終わるが、義母帰ってこず
  • 13:45過ぎ。さすがに遅いので病院の担当科へ連絡。12時05分には会計が終わっていますとのこと。薬に時間がかかることはあるので、今度は薬局へ電話をした。結果12時50分には薬を出して帰られたとの話
  • どこか寄り道しているのかな?と思ったことと、仕事中だったのでしばらく待つ
  • 15時30分。まだ帰らず。これは困ったと妻にLINEをした。迷子の可能性があるのではないかと。
  • 16時00分。どうしようかと妻との会話。もう少しだけ待つことに
  • 16時45分、義母帰宅。タクシーで。

どういうことなんだろうか?全てが謎だったのでちょっとキョトンとしてしまいました。

「お義母さん。どうしたの?」

「バスで駅前に出たんだけど、どこに行けば良いかわからなくなって迷った。自分の居場所もわからないし、歩けないからタクシーで帰ってきた」

「そうなんだ。ところで駅前には何をしに行ったの?」

「補聴器の修理に行こうかと思って」

「え?どうして急に」

「最近聞こえないの。困ってしまって」

「見せて」

電池を変えても直りません。確かに見てもらったほうが良いけど、いままで一度もひとりで行ったことなどないのに、なぞ突然行ったのか不思議だった。ちなみに、聞こえない原因は耳カスが溜まり過ぎていたから。

「直ったよ。ところで約束していたこと忘れたんだ」

「約束?してた?あ〜まっすぐ帰るってことね。ごめんね」

「約束よりも補聴器を優先しちゃったってことね」

「直したいなと思って。すぐに行けるなと思ったから・・・」

「迷子じゃなくて良かったよ。」

ここから何も言う気はありませんでした。どうせ言ってもどうにもならないし。ただひとつだけ冷静に注意をさせてもらいました。

「お義母さん。今日、私午後に外出するからと言って約束してもらったけど、やっぱり守れないようだから今後はひとりで何もさせられないからね。やっぱりそういうところを守るっていうのがルールだし、マナーでもあると思うのね。一人暮らしだったら何やっても構わないだろうけど、同居している以上相手がいるので、そこへの配慮って必要だと思います」

これだけを伝えました。もちろんこの話も忘れられるので意味がないのはわかっていますが・・・一応。

義母、ウンチのお漏らしをして、汚れた手でいろいろ触る

勘弁してほしいです。

うんちを漏らすのは、生理現象で仕方ない部分があると理解しているので、それについては事後処理をすれば、仕方ないよね〜と割り切れます。誰でもする可能性がある失敗なので。だけど!うんちの処理もろくにせず、あろうことかうんちがついたままの手を洗いもしないでいろんなもの触るってどういうこと?と怒りがこみ上げてきました。

買い物から帰ってきて、玄関を開けた瞬間、うんちの臭い。いつも思うけど、我々が外出して帰る度に、義母が問題を起こしているような気がしています。これも病気の影響かなにかでしょうか?精神的に不安を感じると、パニックを起こす的なものだろうか?とか。

トイレを確認すると、やってました。掃除はした形跡がありましたが、拭きが甘すぎで便の残りカスのようなスジがいろんなところについてます。手すりとかにも・・・あ〜あ。消臭スプレーを手にとってプシュっとしたら、何か嫌な感触。スプレーもうんちの手で触ってたようで、カスが残っています。手を洗いに洗面所へ行くと、洗面所もうんちの臭い。いろいろ探したけど見つかりませんが、手拭きのタオルの部分がどうも臭い。これだなと交換。

「うんちした手を洗わないで、いろんなところ触ったでしょ?」

「手を洗ったりしたけど、他は触ってないよ」

「手を洗うのに、蛇口触ったし、トイレから出る時にドアノブ触るでしょ?」

「・・・」

「どういう感覚してるの?」

「ごめんね、迷惑かけて」

「漏らすのは仕方ないとして、なんでそれを処理した手を確認しないの?うんちついた手でいろいろ触る人なんて、いないでしょ?わからないのこういう感覚?」

「わかんない」

「そうか、わからないからやってるんだものね。無駄なこと聞いた」

「・・・?」

これ以上会話をしても、私の血圧が上がるだけなので、無駄だから止めました。

普段から、汚いものを触って手を洗わない人だと理解していましたが、まさか排泄物触っても洗わないとは思わないですからね・・・信じられない不潔さだなと思いました。

妻には言えませんが、こんな人と一緒に生活していなくてよかったと、つくづく思ってしまいました。衛生観念はまともに育ててくれた実の親に、少しだけ感謝しています。

おしっこを漏らして、汚れた衣類を押入れに隠す義母

大前提として、排泄物がついた衣類を洗いもせずにそのままビニールに入れて押入れに隠すという行動が、私にとっては異様な行動に思えました。普通の感覚ならやらないよね?と。

買い物から帰ってきたら、玄関がなんとなくおしっこ臭い。トイレかな?と思って調べてみると、便器の床の付け根におしっこの水たまりができていました。あ〜やったなと。

義母に確認しようとして、部屋を開けてみると、横たわって寝ていました。

聞いてみると、漏らしてしまったと。妻がイライラした感じで義母に問い詰めます

「漏らした服どうした?」

「押入れに入れた」

「は?なにやってんの!」

押入れを開けると、ビニールに漏らしたズボンとパンツが入っていたようです。

「これ、洗ったの?」

「洗ってない」

「・・・ったく!なんで洗わないの!」

「・・・」

私はこの時、心の声で「なんでって、病気だからだよ」とツッコンでいました。そんなまともな判断ができたら、最初からやってるって。

これが最初のお漏らしでしたが、こんなの毎回続くのだろうか?と不安に思いました。

歯周病の見本市のような義母のお口

以前も書きましたが、義母は口が激烈に臭いです。吐いた息が閉め切った部屋に充満している時などは、消臭剤なんか使ってもそれを打ち消してしまうほどの威力をもっています。義母が我が家へ来た時から気がついていたのは歯が汚いこと。笑った時に見え隠れする歯が真っ黒。これは重症だと。ということで歯の治療を開始することに。

近所の私がいきつけの歯医者へ予約をとり、義母を連れていく。診断の結果、まずは基本的な歯の治療をしなければならないことがわかりました。抜歯4本、部分入れ歯作成、歯の治療を終えたあとにクリーニング。本数が多すぎて覚えていませんが、抜歯以外の歯のかぶせものもこんなにやるの?というくらいの数でした。

いったい実家ではどんな生活をしていたんだろう?ここ数年でこんなに悪化するようなレベルではないだろうなと。安定のだらしなさ。

義母からの謝罪の受け入れ

昨日の大喧嘩の一件から、引き続き義母を完全無視していました。1番腹が立つのは、週一レベルで丸一日潰れるような通院をしているにもかかわらず、注意してくださいと指摘されている食事管理を、自分に都合の良いように書き換えして言い張っているところ。これを認めるわけにはいかないです。自分ひとりで解決できるなら何も言わないです。糖尿病で死のうが体調悪化して倒れようがこちらは構わないです。けど、私が被害を被っている以上、見過ごすことはできないので。

義母からの要望で謝罪の席を設けたいとの話

「昨日は本当にごめんなさい」

「1番嫌なのが、自分に都合のよい嘘をつくこと。お義母さん、いま糖尿病で毎週通院しているでしょ?食事の管理をしっかりしてと先生から注意されているのね。それなのに、先生は言ってないとかいうのは、あまりにも酷い話だと思います。」

「なんか強く言われると、反発してしまうのよね」

「強く言うのは、あなたが一向に認めようとしないで、訳のわからない嘘でごまかそうとするからでしょ?私がどうのという話は別です。言われたくないなら、事実を認めてくれれば良いだけの話」

「ごめんなさい」

「ひとりでは生活できないと覚悟して、自ら頭を下げて我が家を頼ったんでしょ?こちらも理不尽なことなど要求していません。あなたにとっては充分住みやすい環境を与えていると思っていますし、そうしていくつもりです。嫌がらせとかするつもりもありません。だからお義母さんも、今までどおり思い通りにはいかないこともあることを理解してほしい」

「わかりました」

「許します。お互いうまくやっていきましょう」

これで和解しました。私の内心「最初からそう言えバーカ!」です。

義母と大喧嘩が勃発。お互いの主張が激突。

いつかこうなるとは思っていましたが、たった2ヶ月程度でこうなるとは思いませんでした。2日前、糖尿病内科の受診がありました。薬の調整もそうですし、血糖の数値も思わしくないということで、週一レベルの不規則通院になっていました。

先生からは食事制限と規則的な服用を守っているかの確認をされました。一応、飴の件は私から白状しておきました。先生は大きなため息をついて、「それはダメですよ〜」という具合の落胆をみせました。それはそうでしょうね。いくら薬を飲んだところで、やり放題やっていたら効果も薄れますから。

そんなことがあっての今日。ゴミ箱に加糖スティックコーヒーのゴミが3つ。午前中で既に・・・。しばらく前にこういう場面を注意していたので、改めて指導しておかないと歯止めが効かなくなると感じました。私はこの時点で、短期間に次から次といろいろなトラブルを起こしたり、言うことをいい加減に聞いているような義母の態度に対して、不満がピークに達していました。

「カフェオレ、最近飲み過ぎじゃないの?隠しておいたんだけど、よく見つけたね」

「え?飲んでないよ」

「ゴミ箱にあるよ」

「私じゃない」

「また始まった嘘・・・今日ゴミの日なので、これは新しい袋。日中お母さんと私しかいなかったよね?」

「飲んでないと思うな〜」

「じゃあ誰が飲んだんだろうね?」

「知らない」

「泥棒でも入ったとか?・・・飲んでないとか、本気で言ってるの?隠せるはずないってことわからないの?」

「なんか、どうしても飲みたくなっちゃうのよね〜」

ようやく認めました。こういうの無駄な時間だと思います。ストレス爆発寸前でした。

「飲みたい気持ちはよくわかるよ。食べたいもの食べて飲みたいもの飲みたいよね」

「おいしいのよね〜。体が急に欲しくなるのね」

「そうだよね。だけど、先日先生が言ってたでしょ?そういうの続けると悪化するよって」

「それは違うよ。先生は薬飲んでいれば大丈夫だって言ってたから」

「だから・・・そんなこと1ミリも言ってないって。私も付き添いしてこの耳で同じこと聞いてるんだよ?何言ってるの?この間も言ったよね?どうしてそういう自分に都合の良い嘘ばかりつくの?だいたい、補聴器の調子悪くて聞こえないって言ってなかった?」

「違う。聞こえてたの。その前の診察だったかな〜。わかんない」

「そんなこと言う先生、いないと思うんだけどな〜」

「言ってたよ。〇〇先生」

「私も聞いてたけど、言ってなかったよ」

「いや言ってた。大丈夫だって」

ここから私は急に怒りがこみ上げてきて理性を失ってしまいました。その先は血圧が上がりすぎたのか、手の震えも収まらずの状態でしたので、自分が言った言葉もよく覚えていません。思いつく限りの暴言で罵った記憶はあります。そんなに嘘ばかりつくなら出て行け!とも言ったと思います。

義母はそれでも反論していた。言ってることはわかるけど、そんなに強く言われるとこっちもなんかムキになってしまうよ・・・云々と言っていたはず。

しばらくして、妻が義母をなだめはじめました。義母も落ち着いたようで私に謝罪してきました。私はこれを完全無視。怒りが収まりませんでした。

義母、飴をこっそり買って爆食い

内心、「ホント、バカなんじゃないの?」と思った行動です。なんと言っても嘘をついているのが義母ですからね・・・もうホコロビすぎて嘘から何本も紐がほつれて見え見えの状態。容易にバレます。

病院の帰り。義母が散歩がてらに薬をとりに行くと言うのでお願いすることに。義母専用の財布を用意していますので、薬を買うのに十分なお金を札のみで入れて渡しました。この時点で、レシートとお釣りが合致しないとバレると子供でも想像できそうですが、義母はできません。ここからゴリゴリの嘘を淀みなく作り出すのです。義母が帰ってきてからの話です。

「あれ?お義母さん。レシートどうしたの?必ず持ち帰ってと言ったはずだけど」

「え?入ってない?あれ・・・。あ、ここだ」

義母がバッグを探していると、既にチラチラと見慣れぬレジ袋が見えます。

「あ、あったね。レシート見せて。あれ、お釣りとレシートの金額が合わないんだけど、どうしたんだろうね?」

「え〜?薬買っただけだと思うけど・・・」

「思うけど?・・・そうなんだ。困ったね、お金なくなってるね。」

「薬買って帰ってきたから」

「他には?何か買ったの忘れていない?250円程度のものだと思うよ」

「え〜・・・確か・・・」

「どうしたの?」

「あの、これ食べたくて買ってしまったの」

「そうなんだ」

バツが悪そうにバッグに隠していたレジ袋を取り出すと、見せてくれました。中には黒飴。実は前にもこの飴を買って食べていたのは見ていたので、相当好きなんだなと思いました。

「お義母さん。食べたい気持ちはよくわかるんだけど。今、糖尿病の薬の調整で月に何度も通っている最中だよね。1日潰れるほど大変なのわかってる?私、仕事のスケジュールを調整してそれに対処しているんだよね。そうやって人の手を借りながら、当事者のお義母さんはこういう砂糖の塊みたいなもの食べるって、どうなんだろうね?」

「あいちゃん(うちの子です)も食べると思って・・・」

「食べないよね?というか、前もこれお義母さんが全部食べてたでしょ?」

「私が全部食べるから。」

「・・・いや、そういうことではなくて」

病的というのはこういうことを言うのでしょうか?糖尿病患者が、薬の効きが悪いと言われて通院しながら、一方で飴をバクバクと食べるという行動。肺がん末期でタバコ吸う人の行動に似ているのかもしれません。わからなくはないけど・・・。せめて自己完結できる人がやって欲しいかなと思います。私、仕方なく通院付き添いしているので。

2日後、飴をチェックしてみるともうありませんでした。2日で飴一袋を全部食べてしまったようです。実家では誰も管理などしていませんでしたので、恐らくこういう無尽蔵な食べ方を普通に繰り返していたのでしょう。

そりゃ数値も改善しないだろうなぁ。

義母の啜り食べの悪い癖について

私がまだ小さな頃、実母によく注意されていたことを思い出しました。

「スープや汁物は大きな音を立てて啜って食べるのはマナー違反だよ」

私の実家は底辺みたいな極貧家庭でしたけど、それでも箸の持ち方や、使い方、ある程度の食事マナーなんてものは教育される機会が多かったです。

今でも外食時にみかけることがありますが、食べ物を口に入れて咀嚼するたびに口を開く“クチャクチャ食べ”の人や、蓋についたものを舌でペロッと舐める人、スプーンや箸を使う前に口でペロッと舐めて意味なく湿らす人。居ますよね・・・。こういう人ドン引きします。絶世の美女だとしても、これを見た瞬間もう無理になります。私の価値観では生理的に無理な癖です。

本題です。義母がこれをやります。クチャクチャ食べだけはしませんけど。他は全部やってます。特に気になるのが、ちょっとした汁気のある食べ物はほぼ啜ってたべること。これが不快でたまりません。今風に言うと「キショい」でしょうか。熱い味噌汁やコーヒー程度なら、冷ましながら飲むのでわからなくもないですが、カレーやシチュー、中華飯、麺類などまで、とにかく啜ります。口の筋肉が硬っている影響もあるのか、スプーンで救うような固形料理までたまに啜ります。なんでもジュルジュルです。

「ジュルジュルー。ジュルジュルー」

「お義母さん。ほぼ啜って食べてるけど、誤嚥(誤って気管に入れてしまうこと。ムセルこと)の元だからやめたら?(本心はキモいからやめてということです)」

「あら、すすってる?」

「ほとんどの食事をね。とろろご飯だってそうやってるよ。白飯すする人みたことないけどね」

「あら・・・たぶん癖なのかな。言われたことなかった」

「他人に遠慮するから、外では普通言わないよね。影で言われるパターンね。マナー悪いよねあの人って」

「口からこぼれそうで啜ってしまうのかも」

「失礼だけど、毎回大きな音でジュルジュル聞こえてくるのが、不快なんだよね。」

「悪いわね〜。今度から気を付けるから」

と言ったそばから「ジュルジュルー」。もう爆笑ものです。ドリフのコントで、志村けんさんがやっていたひとみおばあちゃんっていうキャラクターがいましたが、まさにあれ。

妻はこんな癖全くないのに。なんでこうも違うんだろう?この頃から、義母のことを子供の前でだけ「ジュルジュル」というあだ名で呼んだりしています。まるでイジメのような行為です。自分が嫌になりますが、何度も何度もやめてと言ってるのに一向にやめてくれないので、陰でせめてもの反撃をしている気持ちです。ジュルジュルは絶対に無理。